【実体験】カンボジアの生活、何食べてるの?安くて、うまい!!海外協力隊おすすめの現地の食事

カンボジア情報
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カンボジアの食事と言ってみなさん何をイメージしますか?

近隣の東南アジア諸国だとタイ、ベトナムはなんとなく食事のイメージがつくかと思います。

しかし、カンボジアに行ったことがない方にとって、カンボジアの食事はイメージがつきにくいかと思います。

 

今回の記事では元JICA海外協力隊員が実際に食べて、おすすめするローカルフードを紹介します。

テーマは『安くて、うまい!!』です。

この記事は以下のような人におすすめ!

  • カンボジア(海外)の食生活に興味・関心がある人
  • カンボジアに行く予定があり、何を食べようか検討している人
  • カンボジアでの食費が気になっている人
おすすめ本

旅行、長期滞在の際、コミュニケーションにおすすめの本です。

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カンボジアの食事概要

カンボジアに行ったことがない人にとってはカンボジアの食事のイメージはつきにくいと思いますが、一言で言うと『日本人が好きな味』の料理が多いです。

 

醤油や塩胡椒、オイスターソースなどの調味料がベースの味付けで、多くの料理でニンニクが使われているので、がっつりした味でご飯とよく合う味付けです。

主食もごはんで、タイ米ほどパサパサはしていないけど、日本米ほどもっちり感はないけど、クセは少なく食べやすい米です。

 

一般家庭ではごはん、おかず1~2品、汁物のような感じで昼食、夕食が用意されています。

協力隊員時代は、職場で食事が提供されていたり、近所に住むカンボジア人が食事に招いたりしてくれたので、家庭料理を食べる機会が少なくありませんでした。

この点は旅行ではなかなか経験できない、JICA海外協力隊員だったからこそ経験できた貴重な体験です。

参考までに写真をいくつか添付しておきます。

全体的に茶色の料理が多く、いかにも白飯が合いそうな見た目じゃないですか?

そして、東南アジア系の料理に多い辛い料理は比較的少なく、必要に応じて好みで唐辛子や辛いを追加するので、辛いものが苦手な人でも問題なくカンボジア(クマエ)料理を楽しめます。

 

昼と夜は上記の写真のような感じの食事ですが、朝食は一品料理が多く、屋台で食べている人が多いように感じました。

こちらも参考までにカンボジアに住んでいた時の朝食の写真を添付します。

屋台でも配属先でも同じようなものが食べられます。

写真にはないですが、ボボーと言うおかゆもポピュラーです。

カンボジアの食事の概要はこんな感じで、日本人にとって非常に親しみやすい食事です。

特に美味しかったローカルフード

ここからはカンボジアに旅行で来たり、これから派遣予定の海外協力隊員、今後カンボジアに住んでみたい方にぜひ食べてほしい『安くて、うまい!!』ローカルフードを紹介します。

バイサイチュルーク

わたしの大好物です。

値段は地方であれば$1から、プノンペンでは$1.5から食べることができ、トッピングをたくさんしなければ高くても$2あれば食べられます。

 

バイサイチュルークとは『豚丼』みたいなもので、タレにつけた豚肉を焼いて白米にのせタレをかけたものです。お好みで薄焼き卵、目玉焼き、味玉などお店によって異なる調理がされた玉子をトッピングします。

店によっては漬物やスープがついたりします。

 

豚肉はすでに焼かれたものをカットするお店もありますが、炭火でその場で焼いている屋台を選ぶのがおすすめです。

やっぱり炭火で焼かれて香ばしいお肉の方が美味しいです。

 

あとはお店によっては豚肉だけでなく、鶏肉Ver.も提供しているところもあります。

食べられる場所は、歩道に屋台が出ているので街を探検していたら比較的すぐ見つかると思いますが、市場(プサー)の近くや市場内にはほぼ間違いなくあります。

 

お店によって味付けやトッピングが異なりそれぞれ美味しいので、滞在期間が長ければいくつかの屋台で食べ比べして、お気に入りを見つけるのも面白いですよ。

ローチャー

米粉でできたショートヌードルともやしやニラをオイスターソース味で炒め、最後にナンプラーベースのタレをかける、短い麺の焼きそばや焼きうどんのようなものです。

 

値段はシンプルなものだと$0.5からで、お肉を追加したり、トッピングで目玉焼きをつけたりすると$2-3くらいになります。

目玉焼きはオプションですが、マストでつけるのをお勧めします。

ローチャーもバイサイチュルーク同様に食べられる場所は、歩道に屋台が出ているので街を探検していたら比較的すぐ見つかると思いますが、市場(プサー)の近くや市場内にはほぼ間違いなくあります。

おかず系

具体的に“なに”と言うのはありませんが、複数種類のおかずが並んでおり、好きなおかずを1,2品選んでご飯と一緒に食べるお店もぜひ行っていただきたいです。

 

日本での定食屋とかお惣菜屋みたいなイメージですかね。

テーブルやイスがあるお店はその場で食べることができるけど、ない場合はテイクアウトになります。

おすすめは下段真ん中の画像のチャークニャイと言う生姜炒めです。

大量の生姜と鶏肉、豚肉、カエルなどをオイスターソース系の味付けで炒めたものです。

日本の生姜焼きをイメージすると全く別物ですが、生姜のピリッとした刺激とオイスターソースの味付けでご飯が進みます。

これらは主に市場(プサー)の近く、むしろ市場周囲で売られていることが多いです。市場周囲のお店はテイクアウトのお店が多いですが、一部その場で食べれたり、街中にある青空レストランや屋台ではその場で食べられることが多いです。

 

1,2品とごはんで$3-5程度で食べられます。量が多いので、複数人で行った場合は人数分より少なめの種類おかずとごはんでちょうどよいかと思います。

カンボジアスイーツ

カンボジア(クマエ)料理を食べるならココ!!

『安くて、うまい!!』を求めるのであれば、市場内や周辺の屋台に挑戦することをおすすめします。

しかし、衛生面やコミュニケーションなど不安な方は地元の方が行くようなレストランであれば、高すぎず、美味しいカンボジア(クマエ)料理を食べることができます。

 

プノンペンで行きやすい市場と気軽にカンボジア(クマエ)料理を食べられるレストランをそれぞれ2つずつ紹介します。

市場周辺、内部は紹介したカンボジア(クマエ)料理以外も食べられるし、生鮮食品や雑貨など売っており、探検するだけでも楽しめます。お土産も安く手に入るので、ぜひ行ってみてください。

ロシアンマーケット(Tuol Tompoung Market/ផ្សារទួលទំពូង)

旅行でカンボジアに来ていたらこのエリアに宿泊する人も少なくありません。

ロシアンマーケット内ではお土産が売っていたり、市場内にも飲食店があり、夕方には市場周囲にたくさんの屋台が出てきて非常に賑わっています。

 

様々なカンボジア料理を楽しむことができるので、旅行者、JICA海外協力隊員服務中長期滞在者にもぜひ訪れてもらいたい場所です。

ナッツやドライマンゴーを安く買うこともできるので、わたしはロシアンマーケットが一番好きでした。

わたしがよく行っていたお店では100g単位でチャック付きのビニールに梱包してくれてお土産にも最適でした。

物によりますが、ドライマンゴーやナッツは$1~2/100g程度だった気がします。

オルセーマーケット(Orussey Marke/ផ្សារអូរឫស្សី)

ここも非常に大きな市場で、市場の建物周囲だけでなく、周辺の道路には生鮮食品や生地など所狭しと路面店が並んでおり、巨大な青空市のような雰囲気を味わえます。

 

路面店でもおかゆ(ボボー)やバイサイチュルーク、カンボジアスイーツなどを楽しめますが、市場内でにも飲食店があり、各種ローカルフードを楽しむことができます。

72 Restaurant

ロシアンマーケット付近にあって、なに食べても美味しいローカルなカンボジア(クメール)料理のレストラン。

店内もきれいなので、屋台や市場に抵抗がある方でも行きやすいお店です。

価格帯も1品$2-3程度なので、屋台や市場に比べると高いけど比較的リーズナブルです。

ランチでこのレストランで腹ごしらえして、ロシアンマーケットでお土産調達、カンボジアスイーツで〆るのはいかがでしょうか?

លីងលីងមុីស័រ(ボンケンコン市場付近のレストラン)

最後に紹介するのは、ボンケンコン市場付近のローカルレストラン。

ここは作り置きのおかずを提供してくれます。

時間帯によっては完売していたり、少し冷めてしまっていますが、お昼時間帯であればほとんど揃っており、美味しくいただけます。

店内は狭いので、お昼の時間は少し混んでいますが、それだけ人気があるレストランということでしょう。

 

価格帯は一人前$1-2ほどで、こちらもリーズナブルにカンボジア(クマエ)料理を楽しめます。

Googleマップにお店は登録されていないので、大まかな目安をポイントしておきます。

まとめ

この記事ではカンボジア(クマエ)料理を紹介しました。

食べてみたいものはありましたか?行ってみたいと思いましたか?

カンボジアの食は非常に豊かで、『安くて、うまい!!』がたくさん揃っています。

 

カンボジアに行ったらぜひ色々試してみてください。

 

この記事を読んで、カンボジアについてもっと知りたい、旅行に行くからおすすめを教えてほしい方がいれば、各種SNSのDMよりご連絡いただければ紹介いたします。

※最終訪問が23年5月のため、状況が異なる場合あり。

 

この記事を読んで、一歩踏み出し挑戦する人が1人でも多くいれば幸いです。

 

 

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