【実体験】カンボジアの生活、市場に行ってみた

カンボジア情報
この記事は約7分で読めます。

途上国の市場ってワクワクしませんか?

日本にはない活気、雑多さ、見たことない食材、嗅いだことがない匂いなど。

 

今回の記事では約2年間カンボジアで生活して、見て感じたカンボジアの市場の探検の様子を紹介いたします。

長期滞在予定の方だけでなく、旅行でカンボジアに訪れた方にもぜひ行って、異国文化や現地の生活の“リアル”を感じていただきたいです。

この記事は以下のような人におすすめ!

  • カンボジア(海外)の生活に興味・関心がある人
  • カンボジアに行く予定があり、どこに行こうか、何を食べようか検討している人
  • これからカンボジアで生活する予定の人

 

過去にカンボジアのローカルフードについても紹介しているので、合わせて参考にしてください。

 

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Point:旅行でよく使う単語がイラストともに書かれているので、うまく発音できなくても指をさすだけで、相手に伝えることができる。相手にも指をさしてもらいながら、発音してもらうことで現地の人とのコミュニケーションが生まれます。

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カンボジアの市場について

カンボジアで生活する中で欠かせないのが市場(ផ្សារ:プサー)です。

プノンペンやシェムリアップのように都会であれば現代的なスーパーマーケットも多くありますが、地方ではそれほど多くありません。

さらに都会であってもカンボジアの現地の人の生活ではまだ市場(ផ្សារ:プサー)での調達の方が一般的です。

 

わたしも現地で生活していた時はほぼ市場(ផ្សារ:プサー)で食材の調達をしていました。

市場(ផ្សារ:プサー)で調達するメリットは『安い』『新鮮』『現地の人との会話を楽しめる』です。

 

そんな市場(ផ្សារ:プサー)ですが、市場の規模にもよりますが基本的には生活に必要なものは大抵揃います。

衣類、食材、日本のドラッグストアで買うようなもの、おもちゃ、文房具などの雑貨類。イメージとしては前時代的複合ショッピングモールです。

支払いは(2年前は)ほぼ現金で、大きな金額以外はrielでの支払いが好まれます。
※カンボジアでは現地通貨のrielとUSDが使われている。

 

ざっくりですが市場内のエリアごとに、食材エリア、衣類エリア、雑貨エリアなど同じようなものが売られているブロックに分かれており、目的のものがどの辺りで売られているかがわかりやすくなっています。

市場ではものが買えるだけでなく、飲食店もありお惣菜を買ったり、その場で食事をすることもできます。

 

参考までに生鮮食品を買うなら朝早めの時間、飲食やお土産を買うなら8~9時過ぎがおすすめです。

市場で買うおすすめお土産3選

市場ではさまざまなものが売っており、目移りするかと思います。

クメール語が書かれたTシャツ、明らかに偽物のブランド品、アンコールワットのマグネットや置物。

 

お土産に買うべきおすすめを3選を紹介します。

香辛料

香辛料の中でも胡椒がおすすめです。

さまざまな香辛料が売られていますが、日本に帰ってからも使いやすい、万人ウケしやすい、安く高品質ということで胡椒をおすすめします。

 

胡椒はクメール語でម្រេច(マレッ)と言います。

特に『カンポット』産の胡椒が香りがよく、お土産として喜ばれます。

日本のレストランでも使われていることがあり、こだわりをもって使っていることが多いです。

 

カンボジアのスーパーや日本のネット販売でも手に入りますが、市場で買った方が安く手に入ります。

 

【農園直売価格】Cedar Farm カンポットペッパー有機黒胡椒 黒の衝撃 100g 有機JAS認証 日本人農園品質

Point:Amazonでも購入可能ですが、現地では半額程度で買えます。

市場で産地を聞くときは『カンポット?』と聞けば、産地名を教えてくれるか、はい(チャー/バート)もしくはいいえ(オッ(テー))と答えてくれるはずです。

もしわからなければ、『カンポット?Yes?No?』でコミュニケーションは取れるはずです。

 

どれだけ買いたいかは英語で伝えてもいいし、通じなければスマートフォンで〇〇gと数字を入力すれば問題なく買えるでしょう。

ナッツ・ドライフルーツ

市場の中にナッツ類やドライフルーツが売られているお店があります。

特にカシューナッツとドライマンゴーがおすすめです。

カシューナッツ:គ្រាប់ស្វាយចន្ទី(クロップスバーイチャンティ)

ドライマンゴー:ស្វាយស្ងួត(スバーイスグォット)

 

大きな透明な袋に無造作に各種ナッツやドライフルーツが入れられており、必要なグラムだけ袋詰めしてくれます。

カンボジア】元カンボジア在住者が選ぶ”絶対買うべき!カンボジアのオススメお土産” ⑤選【旅行者必見】 - EVERY DAY IS A NEW DAY

 

カンボジアのカシューナッツは粒が大きく、濃厚な甘味です。塩味がついたもの、炒られたものもありますが、ぜひ何もされていない自然のものを食べてみてほしいです。

味見もさせてくれるので、どれが味つきか確認してみてください。

23年に市場で買った時は100gで$1.5~2程度でした。

 

ドライマンゴーは肉厚でシュガーフリーなのでマンゴー本来の甘味を楽しめます。

同様に23年に市場で買ったときは100g$1~1.5だった気がします。

 

日本で買うといずれも2~3倍程度するし、無添加なものは手に入りにくいです。

参考までに胡椒、ドライマンゴー、カシューナッツはそれぞれこんな感じで袋詰めしてくれます。

   

雑貨

雑貨の中で最も人気なのが『クロマー』と呼ばれるカンボジア伝統的な手織りもの。

コットンで作られたスカーフのようなもので、首や頭に巻いて使ったり、入浴時の手拭いのように使ったり、ものを包んだり、カンボジア人の生活に欠かせないものとなっています。

さまざまな色や柄のクロマーがあり、大きさも用途によってさまざまです。

ノムトムムーン(お菓子)クロマー(マフラー)胡椒 | プノンペン在住日本人のおすすめお土産 | ロコタビ

市場では安いもので$2-3から手に入り、嵩張らないのでお土産として重宝します。

また、カンボジアを去る時にも何枚かもらったので、カンボジアの人にとっても贈り物の一つになっています。

 

市場ではそのほかにもキーホルダーやカンボジアっぽいTシャツ、アンコールワットの置物やマグネットなども買うことができます。

市場をより楽しむために

お土産類や衣類は少し高めな価格設定になっている場合があります。

そのため、価格交渉を楽しんでみるのも面白いです。

とはいえ、彼らも生活のために商業を行っているので、あくまで少し安くなったらいいな程度で過度な値引き交渉は避けましょう。

また、食品系は適正価格で販売されているので、価格交渉はお勧めしません。たくさん買ってちょっとおまけしてもらうことはあります。

わたしの場合は、野菜をたくさん買ったときは

ネギや唐辛子をおまけしてくれました。

価格交渉で使えるフレーズ

①いくらですか?:ថ្លៃប៉ុន្មាន(タライ ポンマーン)

ថ្លៃ(タライ):値段

ប៉ុន្មាន(ポンマーン):いくら

②高いなぁ:ថ្លៃណាស់(タライ ナッ)

ថ្លៃ(タライ):(値段が)高い

ណាស់(ナッ):とても

③少し安くしてくれませんか?:បញ្ចុះថ្លៃបន្តិចបានទេ?(バンチョ タライ ボンティッ バーン テー?)

បញ្ចុះ(バンチョ):下げる

ថ្លៃ(タライ):値段

បន្តិច(ボンティッ):少し

〜បានទេ(バーンテー):〜できますか?

④たくさん買います。:ខ្ញុំទិញច្រើន(クニョム テン チュラウン)

ខ្ញុំ(クニョム):わたし

ទិញ(テン):買う

ច្រើន(チュラウン):たくさん

 

例えば、『たくさん買うから、安くして』であれば、④と③の組み合わせで、おおむね通じます。

カンボジアのお土産ではクロマーや香辛料、ドライフルーツなどがありますが、複数点や多めに買うときは価格交渉してみてはいかがでしょうか?

まとめ

カンボジアの市場の様子はいかがでしたか?

とても活気があり、現地の人の生活の様子を肌で感じられる場所が『市場』です。

ぜひ旅行に行った際に寄ってみてください。

 

今回の記事の内容をまとめると次のとおりです。

  • カンボジア人の生活を肌で感じたいなら『市場』に行け!
  • 市場で買えるおすすめお土産は胡椒、カシューナッツ、ドライマンゴー、クロマー
  • 価格交渉は楽しむ程度で、無理に値引きを強要しない

カンボジアの市場の様子、生活の様子は伝わりましたか?

少しでもカンボジアに興味を持ち、行ってみたいと思ってくれると幸いです。

 

この記事を通じて、今まで見たことない、感じたことない世界を経験してみたいと一歩踏み出し、新たな挑戦を始めるきっかけとなれば幸いです。

 

あなたの“挑戦”を応援しています。

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