【挑戦】超一流企業を退職し第2の人生へ、なんとなく会社が辞めたい人へ

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国立大学卒→東証一部上場企業(現プライム市場)入社→青年海外協力隊→世界時価総額ランキングTop10に入る企業への転職と、世間一般的にみたらここまで順風満帆な進路を進んできたと思います。

イヤな奴ですが自分で言います。

周囲からも『すごい』とか『優秀』とか言ってもらえることは少なくなかったです。

ですが、正直これらの肩書きやいただく賞賛の言葉がわたしには“違和感”でしかありませんでした。

ありがたいことではあるけど、全く嬉しくない。

その理由がようやくわかりました。

 

わたしがしたいことは一流な進路を辿ることではない。人から称賛されるような進路を辿ることではない。

そんなモヤモヤした感情を抱きながら、青年海外協力隊へ参加したり、世界マスターズに参加する中で見つけた本当にやりたいこと。

その一方で経済的な不安や、世間体など気にして一歩踏み出せていなかったわたしが今回なぜ一歩踏み出したのか。今後、何をしていきたいかなどを紹介します。

 

この記事を通じて、現状にモヤモヤしていたり、やりたいことはあるけど一歩踏み出せていない人にとって、挑戦する勇気を与えたり、本当にやりたいことに気づいてもらえるようにしたいです。

 

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 今の環境に満足していないが、一歩踏み出せずにいる人
  • 安定を手放して新しいキャリアに挑戦することに躊躇っている人
  • 本当にやりたいことが何かわからない人
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これまでの経緯

今回、退職し新たなステップを踏み出そうとしているわけですが、簡単にこれまでの経緯となぜこのような決断をしたのかを紹介します。

自己紹介と経歴

MS.Shineこと岩田ひかるです。30代前半女。

国立大学卒業後、大手国内企業に約8年勤務。

途中、青年海外協力隊に参加するため約3年休職。

その後、転職。世界的にも大手な外資企業にて1年半勤務。

 

小学1年の時に親に頼んで始めさせてもらった水泳を大学まで続け、2年間の休息期間を設け再開。

現在に至るまで、マスターズ水泳を楽しむ。

 

青年海外協力隊ではカンボジアにて水泳普及・選手強化を行っていました。

青年海外協力隊を目指した経緯は別の記事にて紹介しています。

募っていくモヤモヤ感

上記ブログ内でもお伝えしていますが、一言で言うと『飽きてしまった。』です。

青年海外協力隊を目指した時は、『なぜ飽きたのか』『本当にやりたいことが何か』が明確になっていませんでした。

 

けれど、青年海外協力隊の経験を通して、『自らが挑戦者として泳ぎ続けることで、他の人にも挑戦する勇気や希望を与えたい』と思うようになりました。

そしてそれをもともと興味があった海外で関わる形で実現したいと考えていました。

 

とはいえ、いきなり水泳だけで実現するのは難しいと思い、テレワーク可能な国内の企業で働きながら目標を実現するための手段を作ろうとしていました。

そのため、転職先は『テレワーク推奨』『営業職』の条件を基本に、待遇が前職と比べ悪くならない会社であればなんでもいいと考え就職しました。

 

概ね希望通りの企業に転職ができ、『自らが挑戦者として泳ぎ続けることで、他の人にも挑戦する勇気や希望を与えたい』の実現に向けて動き始めていたけれど、状況が変わりました。

 

それは『週3出勤義務化』です。

そしてもう一つ。前時代的な“コールとメールの数で稼ぐ”営業手法と、顔が見えない中で初回の営業をかけることに対して嫌悪感を抱くようになりました。

永遠と上がり続ける営業目標、売上に直結していると思えないKPI、運要素で達成してしまう売上。

 

その一方でどんどん高まる水泳への熱量。世界大会からの経験から強くなる海外への関心。

 

そんな気持ちから理想的な企業に転職ができたと思っていたけど、モヤモヤが募りいつしか“死んだ魚の目”をして働くようになり、水泳をしている時だけ生き生きしている状態になっていました。

本当にやりたいことに出会った

死んだ魚の目をしながら働く日々を送っていた中、ドーハで開催された世界マスターズに出場しました。

詳しくはこちら。

ここでの経験で今までやりたいと思っていたけど、見ないふりしていたことをやりたいと強く思うようになりました。

それが、『自らが挑戦者として泳ぎ続けることで、他の人にも挑戦する勇気や希望を与えたい』です。

 

それを実現するために、この3つを形にしていきたいと考えています。

  • オーストラリアへの武者修行
  • 誰もが気軽に海外の試合へ
  • 子どもたちに海外でのトレーニング・試合出場経験を

 

今はこの3つが『自らが挑戦者として泳ぎ続けることで、他の人にも挑戦する勇気や希望を与えたい』を実現する手段だと考えていますが、他にも手段があるのであれば色々挑戦してみようと思っています。

例えば、

  • 競泳が盛んになってきているけど、競泳用品がなかなか手に入らない国への物販
  • 途上国での短期水泳教室(協力隊のようなイメージ)
  • コーチング

そして、初めは水泳での実現を考えていますが、最終的には元協力隊員の仲間の力を借りながら、他のスポーツへも拡大できるんじゃないかとも考えています。

特に『子どもたちに海外でのトレーニング・試合出場経験を』は元協力隊員の強みである、“さまざまな国にさまざまなスポーツ隊員が派遣されている”ことを活かせないかと考えています。

本当にやりたいことの見つけ方

わたしは昔から『やりたいこと』が明確になると、実現に対しての熱量や行動力は人一倍ある方でした。

そのため、決断は急ぎすぎなくらい早いし、実現するための行動も軽すぎるくらいです。

 

しかし、全員が同じようにやりたいことが明確にあるわけではないし、やりたいと思っていても行動できないでいる人もいるのではないでしょうか。

そんな方に読んでほしい本がこちらです。

この本では『やりたいこと』を価値観×得意×好きで体型立てて考えられるように解説しており、読者がこの本を通じて本当にやりたいことが見つけられるようになっています。

 

  • なんとなく続けている仕事
  • 将来やりたいことが何かわからない
  • 今やっていることがなんとなく自分には合っていない気がする

など、明確にはなっていないけど“なんとなく”違和感を感じているそこのあなた!

ぜひ読んでみてください。

 

わたしはやりたいことが明確になっていたけど、会社を辞めるところまで決断できていなかった時に、この本を読み、YouTubeを見漁り“超一流”企業を退社する決断をしました。

 

死んだ魚の目をしたままおそらく安泰な仕事を続けるより、多少のリスクを取ってでも本当にやりたいことで生きた方が絶対楽しいし、ワクワクしませんか?

会社を辞めることへの不安

本当にやりたいことに向かって進もうと決断したけれど、やはり安定ルートを爆走してきたため会社を辞めることに対して不安はあります。

経済的不安、社会的不安、それ以外にも言葉にできない何か漠然とした不安はありました。

おそらく、今やりたいことがあっても踏み出せていないそこのあなたにも、何かしらの不安があり踏み出せていないのではないでしょうか?

そのさまざまな不安に対して、どんな考えで向き合っているか紹介します。

経済的不安

生活していく上でお金は必要不可欠です。

会社に勤めていれば、毎月一定の給与を受け取ることができるが、退職するとそうはいきません。

今でこそ副業している人は増えてきていますが、全員が給与所得以外の収入を得ているわけではないでしょう。

おそらく経済的不安がある人は、会社を辞めた時に収入を得る方法がわからないから不安を感じているのだと思います。

この経済的不安に対して、どう向き合うかですが、2つの切り口があると考えています。

 

①副業で収入を得る

②自分が取れるリスクを把握する

副業で収入を得る

副業で“生活費を稼げるようにする”です。

今はPC、携帯1台あれば、さまざまな副業のチャンスが得られます。

ブログ・SNSで発信したり、物販したり、投資したり、、、

やりたいこと実現のためには、何かしらの覚悟が必要です。

『会社は辞めるけど、リスクなくラクに稼ぎたいな。』そんな甘い覚悟なら、会社で働いていてください。

 

とはいえ、自分が何でどれだけ稼げるか全くわからなければ不安かと思います。

そして、どれだけ稼げば不安がなくなるか把握していなければ、稼げるようになってもずっと不安です。

なので、まずは自分はいくらあればひと月生活できるか棚卸しをしてください。

家賃、食費、雑貨購入費、交際費、娯楽費など。

 

そして、その費用をどうやったら稼げるか頭を使ってください。

わたしはもともと投資が好きなので、まずは投資から生活費を稼ぐつもりです。

投資で月〇万、その他で△万、足りなければ貯金を崩すといったイメージです。

投資だけでは勝ち負けに左右されてしまうので、別の収益源をこれから作っていこうと考えています。

このように生活費がいくら必要なのか、何で稼ぐことができるか考えてみてください。

自分が取れるリスクを把握する

どういうことかというと、これは現時点での貯金額(自由に使えるお金)です。

先ほど同様、ひと月にかかる生活費に対して、いくらまでなら貯金を切り崩せるのか、そしてその額は何ヶ月分なのか計算してください。

それがあなたが万が一無収入の状況が続いたとしても、生きていける最長ラインです。

人はリスク許容度が把握できていないと、ずっと漠然とした不安を感じ続けることになります。

そのため、取れるリスクを把握することで、そこまでになんとかしよう!、もし万が一その期間までになんともならなければ再就職しようなど、いくらでも挑戦・修正が可能です。

 

わたしはお酒・タバコはしないし、ファッションなど美容にも興味がなく、物にもこだわりがないので、水泳以外お金を使うところはほとんどありませんでした。

そんな人が約10年サラリーマンをしてきているので、1,2年働かなくてもなんとかなります。

ここが明確になったことで、漠然とした経済的な不安はなくなり、

長くても1,2年でやりたいことで生活できるように、挑戦していきたいと考えています。

社会的不安

会社を辞めることで、『働かずに遊んでるなんて…』と言われることを恐れたり、『会社勤めをしていないなんて…』と自分のことを悲観的に捉えたりしていませんか?

特に、日本の社会は同調圧力が強く、他と異なることをするとあまり良く思われない風潮があると感じています。

(カンボジアでは他からどう思われようと気にせず、自分や家族を大切にするためには…を最優先する人が多かったです。)

この社会的不安に対しての向き合い方も2つあります。

 

①やりたいことをやらず、安定しているけど退屈な会社勤めをし続けて、死んだ時に後悔しないか考える

②やりたいことをやる勇気・覚悟がない可哀想な人と思う

現状維持をし続け、死んだ時に後悔しないか考える

①について誤解しないでほしいのは、会社勤めを否定しているわけではない点です。

今勤めている企業・仕事内容に誇りを持って、やりたい事として働いているのであれば最高です。

とはいえ、稼ぐために、安定のために、社会的地位のためにと、やりたくもないのに働き続けているのであれば考えを改めてみてほしい。

その仕事を続け、死んだ時に自分の人生に満足しますか?誇りを持てますか?

自分自身に突き刺さります。

 

わたしは2つの大手企業に勤め、周りからは褒めてもらったり、羨むような声をいただきましたが全く嬉しくありませんでした。

それは死んだ目をした魚のような日々を過ごしていたからです。特に2社目。

やりたいことをやる勇気・覚悟がない可哀想な人と思う

何かを始めるときに『誰もやったことがないから無理だよ』『働かずに生きていけるわけないじゃん』『いい歳なんだからそろそろ落ち着いたら?』『もう少し経験や実績を積んでからにしたら?』など、いわゆる“ドリームキラー”と言われる人たちはいませんか?

あたかもあなたのことを心配しているかのように聞こえますが、そんな言葉に左右されないでください。

モチベーションを削ぐような人たちのことは無視してください。

そういう人たちは『本当にやりたいことに向かって動こうとしているあなたが羨ましい』もしくは『自分が見ている・経験している範囲が全て正しいと思っている勘違い』野郎です。

 

ドリームキラーがいる一方で、応援してくれる人もいるのではないでしょうか?

そういう人の声を聞き、そういう人を大切にし、何かに向かって挑戦し続けている人たちがいる環境に身を置くことが大切だと考えています。

これからのこと

2024年6月21日の最終出社日をもってサラリーマンを引退しました。

そして2024年6月22日にオーストラリアに旅立ちます。

 

目的は冒頭にも記載している通り、『自らが挑戦者として泳ぎ続けることで、他の人にも挑戦する勇気や希望を与えたい』からです。

 

これまでただ純粋に水泳が好きだから、“自分のためだけ”に泳いできたけれど、わたしがこれまで水泳を好きでいられたのも、続けられたのも、挑戦し続けたいと思えていたのも全て応援してくれる人、一緒にきつい練習に取り組んでくれる人、離れていても頑張っている姿勢が伝わってくる人がいたからです。

 

なので、今度はわたしの番です!

 

これまでは安定ルートを爆走しており、(自分で言ってしまいますが)超一流企業で働き、人生安泰のような環境にいました。

そんな安定だけどつまらない環境を捨て、大好きな水泳をしながら、オーストラリアでの奮闘の様子を紹介することで、少しでも誰かにとって挑戦する勇気や希望を与えたいと考えています。

 

そしてそんな場を作っていきたいです。

イメージは日本マスターズ短水路大会が日本各地で開かれるようなイメージでオーストラリアや韓国、台湾での試合に出れるようにしたいと考えています。

ゴルフ、ダイビング、サーフィンなどしに海外に行きますよね?

それくらい気軽に海外の試合に出られるようにして、日本だけでなく海外の水泳好きと一緒に挑戦できる場を広げていけたら最高だと考えています。

 

その第一会場をオーストラリアに狙いを定めています。

旅行企画や海外アクティビティの運営の

知見がある方いたら教えてください。

まとめ

今回の記事では“見せかけの”安定を手放し、本当にやりたいことの実現に向けて挑戦の第一歩を踏み出すに至った経緯を紹介しています。

そして、『なんとなく会社を辞めたい』とか『挑戦の一歩を踏み出したい』と考えているけど動けない人が、少しでも一歩を踏み出すきっかけになればと考えています。

 

この記事のまとめです。

迷っているなら一歩踏み出してみませんか?あなたの人生そのままで後悔しませんか?

  • 価値観×得意×好きから『本当にやりたいこと』を見つける
  • 経済的不安に対して:①副収入を得る②リスク許容度を把握する
  • 社会的不安に対して:①死んだ時に後悔しない?②ドリームキラーを無視する

わたしは水泳を通じて『自らが挑戦者として泳ぎ続けることで、他の人にも挑戦する勇気や希望を与えたい』を実現するために、見せかけの安定を手放します。

 

これまで大きな保険をかけた上でちっぽけな挑戦しかしていませんでしたが、小さな保険だけでわたしにとっては大きな挑戦をしにいきます。

 

少しでも誰かの勇気や希望になれば嬉しいし、無理だと思われていることを手探りながら実現していくので、何かやりたいことがあるけど一歩踏み出せていない人は一緒に挑戦してみませんか?

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