挑戦への一歩:オーストラリアでマスターズ水泳クラブに登録し大会に参加する方法

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自らが挑戦者として泳ぎ続けることで、他の人にも挑戦する勇気や希望を与えたい』を実現するために、会社を辞め自分自身が海外でマスターズ水泳に参加するためにオーストラリアに来ています。

マスターズクラブの練習に参加し、次は大会へのエントリーです。

大会へのエントリーについては、日本と大きく違いはありません。

  1. マスターズクラブへの登録
  2. 大会エントリー

この2つの手順で大会へのエントリーができます。

今回はクラブ登録、大会エントリーまでの手順について紹介します。

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 海外での水泳大会出場に興味がある人
  • 海外のマスターズスイマー/チームに興味がある人
  • 人が挑戦する様子から勇気をもらいたい人

 

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海外の水泳大会に出場する

まず初めになぜ海外の大会に出場したいか。

2回の世界マスターズ水泳大会に出場し、国籍の違う選手と“水泳”という共通言語を通じて繋がりを広げていきたいと強く感じたからです。

 

日本でも全国各地の大会に出場し、日本全国の水泳仲間と大会で交流する喜びや楽しさがあります。

それを世界中にも広げていきたい、広げられるのではないか?と考えています。

英語ができないからとか、海外の環境に適応できるか不安だからとか関係ありません。

 

わたしたちには“水泳(スポーツ)”という共通言語があります。

これは経験した人にしか感じられない喜びや楽しさです。

この経験をもっとしたい!そして同じように多くの人にも感じてほしい!!という気持ちから、まずは“わたしから”“わたし自身が”ということで、オーストラリアに来ています。

 

海外での活動にこだわる理由や世界マスターズドーハ大会の様子は下記記事を参照ください。

クラブ登録方法

オーストラリアでもマスターズの水泳大会に出場するためには、クラブ登録が必須です。

Swim AUSのSWIM CENTRALからクラブ登録を行います。

手順としては、①アカウント作成 ②クラブ登録となりますので、それぞれ紹介します。

アカウント作成

上記LinkよりSwim AUSのSWIM CENTRALへアクセスします。

ログイン画面が出てきますが、【Don’t have a login? Register for an account】からアカウント作成を行います。

Google, Facebook, Appleのアカウントで登録するか、必要情報を入力することでアカウント作成できます。

クラブ登録

アカウント作成後、Store>Membershipsよりクラブ登録を行います。

①登録するクラブを【Find a Club】より検索し、【Who are you purchasing for?】で自分の名前を選択

チームによって様々なMembershipプランが設定されています。参考までに下記のようなプランがあります。

  • 12ヶ月会員(Masters Swimming Australia Membership)
  • 6ヶ月会員(6 Month Membership XX(チーム名) Masters)
  • 大会出場のみ(Masters Swimming Australia Membership – Competition only)
  • コーチ兼任会員(Masters Swimming Australia Membership – Coach/Committee)

大会出場のみのプラン以外は週3程度開催されるクラブ練習会に参加可能

逆に大会出場のみプランを選択した場合はクラブ開催の練習参加は不可

 

②希望のプランを選択し、【Add to Add to Cart for (Name)】にてカートに追加

③左上の🛒マークから、クレジット決済

以上でクラブ登録が完了します。

それほど難しくなかったです。

 

日本のマスターズ登録との違いは、下記になります。

  • チーム番号を知らなくても登録できる
  • クラブ登録費には基本的に練習参加費が含まれている
  • 入会時期や役割などで複数プランが用意されている
  • 練習参加しない場合は日本に比べ高い

 

注意点としては、住所と連絡先の登録が必要となることです。

今回わたしは宿泊先の住所と連絡先にて登録し、緊急連絡先は知り合いの連絡先を記載させてもらいました。

この点はもし登録に興味がある方はお問い合わせください。
状況を伺った上で、最適解を提示します。

クラブ登録のお支払いが済んだら、2-3営業日後に連盟の承認がされ大会にエントリーが可能となります。

 

クラブ登録費用

費用は3つの要素で構成されています。

  • オーストラリアの登録費:$57(12ヶ月)/$42.75(6ヶ月)
  • 州ごとの登録費:$23~62(12ヶ月) ※州ごとに異なる
  • クラブごとの登録費:クラブごとに異なる

 

わたしはClaremont Mastersに所属し6ヶ月会員で$150でした。

自分で練習するのであれば高いかもしれませんが、週3程度コーチがいるクラブ練があるので安いのではないでしょうか。

 

異なる州でのクラブ登録であれば複数登録も可能となっていますが、1つのクラブ登録で国内の全てのOWSを含む大会にエントリーできるので、複数登録をあえてする必要はないような気がします。

州を超えて一緒に練習したり、リレーを組んだりしたいという方が該当するのかもしれません。

大会エントリー

続いて大会のエントリーです。

大会のエントリーはAustralia Masters Swimmingにアクセスします。

クラブ登録のサイトと大会エントリーのサイトが異なっており、初め戸惑いましたがクラブ登録は初回のみなので、基本的にはAustralia Masters Swimmingへのアクセスで問題ないです。

手順としては、所属している州のタブを開き、【Events】よりエントリーしたい大会を選択し申し込みます。

エントリー手順

大会ページを開くとプログラム、要項、エントリー費用、開始終了時間、大会会場、お問い合わせ先が確認できます。

エントリーは【Register Now】からできます。

①名前を検索

注意点があり、Given Name(名前)とSurname(苗字)を両方入力しないと検索されません。

慌てん坊のわたしは片方のみ入力し、全然名前が出なくて焦りました。

日本人名なんていないだろうと浅はかな考えでした。

②エントリー種目を選択

 

大会ごとにエントリー種目に制限があるので確認します。

【制限例】

  • 1種目のみ
  • 3種目まで
  • 200m 1種目, 100m 1種目, 50m 制限なし、ただし3種目まで

もし、制限を逸脱していると【Next】で次ページに進めずエラーが出ます。

③エントリータイム入力

エントリータイムを入力します。大会名、樹立日も入力欄がありますが、未入力でもOKです。

タイムについてはデータ管理されており自動入力されるようですが、手動入力も可能です。

入力の仕方は5:43.21(5分43秒21)のように半角でコロンとドットを使って記載します。

④エントリー確認し支払い

注意事項確認にチェックをいれ、【Add to Cart】で支払いへ。

  Check out(支払い)画面に遷移するので、クレジットカードにてお支払いをします。

手続きが完了すると登録のアドレス宛にメールが届きますので、エントリーに不備がないか確認します。

 

大会ごとにエントリーフォームは作成しますが、支払いはまとめて個人でできるので非常にやりやすいです。

日本では個人で支払える場合はいいのですが、大会によってはチーム責任者がまとめて支払うこともありお金のやり取りが面倒だったりします。

Australia Masters Swimmingでできること

  • Membership:クラブ登録(Swim Centralへ遷移)
  • Pool Meet Result:大会結果
  • Vorgee Program:Masters関連の変態チックなプログラム(National Series, Endurance1000など)参加

    日本にも好きな人がいそうなプログラムです。
    何人か顔が浮かぶ…

    別記事でどんなプログラムがあるか紹介しています。

  • Find A Club:クラブ検索

 

日本マスターズ協会のHPと東洋電子システムがまとまったイメージでしょうか。

まとめ

今回の記事ではオーストラリアでマスターズ水泳大会に出るためのクラブ登録やエントリー手順を紹介しました。

実際にやってみた感想としては、英語さえわかればそれほど難しくないと感じました。

もし万が一、英語に自信がない方は翻訳機能を使えば問題ないです。

 

本記事のまとめです。

やり方さえわかれば、それほどハードルは高くありません。

むしろやってみたいという気持ちさえあれば、クラブ検索からエントリーまではすぐにできます。

 

いよいよオーストラリアに来た理由、『国籍の違う選手と“水泳”という共通言語を通じて繋がりを広げていく』ためのスタートラインです。

 

特にオーストラリアは多国籍な国なので、オーストラリア人以外にも多くの国の人がいます。

そんな環境でレースに出られること、水泳を通じて関わりが広がっていくことを考えるとワクワクが溢れてきます。

 

このワクワクを一緒に感じてみませんか?

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