『自らが挑戦者として泳ぎ続けることで、他の人にも挑戦する勇気や希望を与えたい』を実現するために、会社を辞め自分自身が海外でマスターズ水泳に参加するためにオーストラリアに来ています。
海外で好きなことをやりながら生活してみたい、新しい環境で挑戦したいと思っているけど何からすればよいかわからなかったり、そもそもそんなこと実現できるの?と悩んでいませんか?
今回は観光ビザで海外で好きなことをしながら生活する方法を、水泳をしながらオーストラリアで長期滞在に挑戦して得た知見を紹介します。観光ビザでも十分実現可能です。
この記事は以下のような人におすすめ!
- オーストラリア(海外)に観光ビザで長期滞在してみたい人
- 新しい環境で挑戦したいと考えている人々や、海外での活動に興味がある人
- すでに30歳を超えており、ワーホリビザ以外で長期滞在方法を模索している人
はじめに
観光ビザでの長期滞在は簡単なことではありません。
その最大の理由が現地で働くことができないからです。
そのため潤沢な資金があり、生活費に困らないという人であれば問題ありませんが、多くの人が経済面での心配を抱えているのではないでしょうか?
しかし、経済面のリスクを考慮しても、海外で、オーストラリアで長期滞在する魅力があります。
そして観光ビザでも長期滞在することは可能です。
覚悟を決める
まず初めに長期的に海外に滞在して、好きなことを楽しんで生活するということはさまざまな困難があり、中途半端な気持ちではすぐに挫折します。
そのため、海外で、オーストラリアで、好きなこと、水泳をしながら楽しんで生活するための覚悟を持ってください。
- どんな生活をしていたいか
- どうやって生計を立てるか
- “いつまでに”何をすれば、理想的な生活を実現できるか
重要なのは“目標”と“期限”です。
ここでの“目標”はおそらく『海外(オーストラリア)で好きなこと(水泳)をしながら長期滞在(生活)する』で、いつまでにそうなっていたいか“期限”を決めます。
これを明確にすることで、いま何をすべきか、いつまでにどのような状態になっているべきかなど具体的になります。
逆にいうと、これがなければただの長期休暇です。
海外で自分の力で生きていく魅力
覚悟を決め動き出せば、自分らしく自由に生きられる人生が待っています。
オーストラリアでの生活は、のんびりしており、心に余裕がある人が多いように感じます。
そして何より、大好きな水泳を好きな時間に、好きなだけできます。
そのほかにもサラリーマン時代に感じていた下記のようなモヤモヤからも解放されました。
- やればやるだけ課せられる不公平なノルマ
- 生産性を見出せられないやることが目的になりがちな定期的なミーティング
- 時間、場所に縛られる勤務体制
- 既存の手法を変えさせてくれない非効率な業務
自分でコントロールできない状況が苦手で、おそらく社会不適合者のわたしは企業に属すことは向いていなかったのかもしれません。
ですが、誰でも自由に好きなことをしながら生きていけたら最高だと思いませんか?
観光ビザでの長期滞在方法
観光ビザの取得は簡単ですが、滞在日数が決まっています。
参考までに主要30カ国の観光ビザで滞在できる日数を下記に記します。
国 | 日数 |
アメリカ | 90 |
カナダ | 180 |
イギリス | 180 |
ドイツ | 90 |
フランス | 90 |
イタリア | 90 |
スペイン | 90 |
オーストラリア | 90 |
ニュージーランド | 90 |
中国 | 15 |
韓国 | 90 |
シンガポール | 90 |
タイ | 30 |
マレーシア | 90 |
インドネシア | 30 |
国 | 日数 |
フィリピン | 30 |
ベトナム | 15 |
インド | 60 |
ロシア | 30 |
ブラジル | 90 |
メキシコ | 180 |
アルゼンチン | 90 |
チリ | 90 |
ペルー | 90 |
コロンビア | 90 |
南アフリカ | 90 |
エジプト | 30 |
トルコ | 90 |
サウジアラビア | 90 |
アラブ首長国連邦 | 30 |
上記の通り、観光ビザでの滞在日数上限は国によって異なり、さらに長期滞在する方法は国によって異なります。
今回はオーストラリアで長期滞在する方法を紹介します。
特に最も簡単に取得できるビザである電子渡航許可証ETA(Subclass601)を取得してオーストラリアに入国した後のビザについてです。
“観光ビザ”で3ヶ月以上オーストラリアに滞在するとしたら2つの選択肢があります。
- 訪問ビザ apply in Australia(Subclass600)を取得
- 一度出国して、再度オーストラリアに入国
そのほかにもパートナービザや就労ビザなどへ切り替えて滞在を延長することは可能ですが、今回はあくまで“観光ビザ”に絞って紹介しています。
ETA→訪問ビザ apply in Australia(Subclass600)
訪問ビザ apply in Australia(Subclass600)はオーストラリア国内から申請できる観光ビザです。
申請方法は2パターンあります。
- オーストラリア政府のサイトから申請
○費用:$490
×全て英語 - ビザ申請代行を利用
○日本語対応
×費用:¥71,500/$1,000など会社によって異なる
それぞれメリット・デメリットがあるのでどちらが自身に向いているかご検討ください。
また、ビザの申請条件は随時更新されているので、申請時点の最新情報をご確認ください。
ETA→出国・再入国
最もイメージしやすいのがこちらのパターンです。
ETAは12ヶ月間有効なので、3ヶ月滞在しオーストラリアを出国すれば再度滞在が可能となります。
近隣のニュージーランドへ旅行したり、日本に一時帰国したり。
再度オーストラリアで3ヶ月を超える長期滞在予定がある場合は、訪問ビザapply outside Australia(Subclass600)を取得して、再入国するのもアリです。
申請費用も$195~と出国に伴う航空券代とそれほど変わらないもしくは渡航先によっては安くすみます。
何より手間が減るので、長期滞在の決心がついている方は『訪問ビザapply outside Australia(Subclass600)』の方が良いです。
訪問ビザ(Subclass600)の申請条件
オーストラリア国内外問わず、申請の条件は下記となっています。
それほど厳しい条件ではありません。
- 心身ともに健康であること
- 滞在のための資金が十分であること
- 過去に犯罪歴がないこと
生活費と収入源の獲得
“観光ビザ”ではオーストラリア国内での就労が認められていません。
そのため、預貯金や日本での収入源の確保が必須となります。
それが冒頭の“覚悟”とつながるわけですが、どのように収入を得るのかをしっかり検討する必要があります。
そのためにはどれくらい生活費が必要なのかをまず知らなければなりません。
場所にとらわれず収入を得る方法はインターネットが普及している今はいくらでも見つかります。
自分に合った稼ぎ方を見つけましょう。
参考までに相性が良い稼ぎ方は以下となります。オンラインで完結する仕事です。
- 投資
- SNS/ブログなどでアフィリエイト
- オンラインサロン/コンサル/コーチング
- ITエンジニア
これだけでなく、さまざまなやり方があるし、複数の組み合わせで稼ぐやり方もあります。
実際にわたしも複数の収入源を組み合わせて生活費を稼いでいます。
ちなみにオーストラリアでの1ヶ月の生活費は約20万です。30万ほど稼げるようになると安心して暮らせるでしょう。
詳細は下記記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
観光ビザでの長期滞在のメリットとデメリット
今回観光ビザ(電子渡航許可証ETA)でオーストラリアに入国し、長期滞在に挑戦してみて感じたメリットデメリットです。
メリット
- 取得が簡単
- 費用が安い
- 3ヶ月のお試し生活ができる
ハードル低く試せるのが何よりのメリットです。
覚悟を決めて挑戦しても、その国が合わなかったり、働き方・生活の仕方が合わなかった場合、3ヶ月の期間限定で試すことができます。
“イメージとは違った”なんてことは少なくありません。
それでも実際に試して違うと感じるのと、イメージだけで試さず違うだろうと考えているのでは全然違います。
“実際に行動に移し経験する”ここから得たものは、一生の財産となります。
3ヶ月であれば貯金だけでも渡航可能な人もいます。その3ヶ月でそのほかのビザの取得を目指したり、生きていくための収入源を確保したりすることもできます。
デメリット
- 滞在期間が3ヶ月と短い
- オーストラリアで就労できない
- 家を借りにくい
- 銀行口座を開設できない
デメリットは収入が得られないがゆえに、信頼が低いことです。
そのため家を借りるためには十分に支払い能力があることを示す必要があります。
また銀行口座も観光ビザでは開設できません。(実践済み)
Wiseであれば、多様な通貨において国際送金や受取が可能です。現地銀行口座開設の代替として利用しています。
Wise(ワイズ):グローバルなアカウント | 国境のない金融
こちらのLinkよりご登録で最大A$1,000相当までの送金に使える手数料無料クーポンを獲得できます。
簡単に取得できるビザだからこそのデメリットですが、上記デメリットはいくらでも対応可能です。
- 滞在期間の延長:訪問ビザの申請
- 就労:就労ビザ取得/日本での収入源を作る
- 居住:知人経由で借りる
- 銀行:Wiseなどの海外送金サービスの利用
上記以外の代替案以外にも、本当に“覚悟”ができていれば、どうしたら理想を実現できるか必死に考えるはずです。
まとめ
今回は観光ビザで好きなことをしながら長期滞在する方法を紹介しました。
特にオーストラリアの観光ビザ(電子渡航許可証ETA)で入国し、長期滞在するためのマインドやステップを紹介しています。
長期滞在というとワーホリビザ、学生ビザ、就労ビザが必要と思われがちですが、観光ビザだって長期滞在することは可能です。
この記事のまとめです。
- 長期的に海外に滞在して、好きなことを楽しんで生活するための“覚悟”を決める
- 観光ビザでも延長申請や出国・再入国で長期滞在可能
- 滞在国以外からの収入源を得る方法を考え・実行する
- デメリットは全て考え方次第で乗り越えられる
年齢やスキルなどを言い訳にして、本当にやりたいことから目を背けるのはもう辞めませんか?
一歩踏み出してみた結果、やっぱり違うなと感じてもいいと考えています。それは失敗ではなく、自分に合わないやり方を一つ学んだってことです。
やりたいことがあるけど、失敗を恐れて動けなくなっている方がもったいないです。
職を失っても死ぬわけではありません。がむしゃらに動けば、絶対何かに当たります。
サラリーマンを辞め、オーストラリアで挑戦してみてそう感じる日々ばかりです。
一緒に自由にやりたいことをやる人生を歩みませんか?
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