コレをしている時はワクワクする
コレをしている時は苦痛で仕方ない
自分の強みってなんだろう
自分の弱みってなんだろう
弱みは克服しなければならない
そう感じている方はいませんか?
わたしも自分の強みや弱みがわからなく、なぜ〇〇するときはうまくいかないんだろう。
苦手なことは頑張ってできるようにしなきゃ!と考えていました。
しかし、転職した先で入社時にストレングスファインダーの実施と読書を推奨され、自分の強み(Strength)を知ることができ、弱み(苦手)を克服するのではなく、強み(得意)を生かして、伸ばしていけばいいのか!と考えを改めました。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 自分の強み/弱みがわからない人
- 自己分析の仕方に悩んでいる人
- 弱みばかりにフォーカスし自己肯定感が下がりがちな人
前回のブログで自己分析を行うことを推奨したので、それに関連した内容となっています。
ストレングスファインダーとは?
一言で言うならば自己分析手法の一つです。
その中でも特に『強み』にフォーカスされたものとなっています。
自分の強みを知り、強みを活かせる分野・状況を把握できるものとなっています。
弱み・苦手を克服することにエネルギーを注ぐのではなく、強み・得意を活かせる方にエネルギーを注ぐことで意欲や成果は格段に上がります。
例えば、魚が空飛ぶ練習をしたとしても、鳥には敵いません。
魚は水中で速く泳ぐ練習をした方が、はるかに生存確率は上がるでしょう。
これは極論かもしれませんが、今あなたが必死に苦手を克服しようとしているのは魚に空を飛ばせるのと同じ状況です。
このストレングスファインダーではいくつかの質問に回答することで、34の資質の中からあなたの強みを知ることができます。
簡易的にTop5の資質を知るパターンと34の資質全ての順位付けを知る2つのパターンがあります。
まずは書籍を購入し、特典として付与されているアクセスコードTop5を把握するだけで十分でしょう。
さらに詳細が知りたければ公式HPより、アップグレードすることが可能です。
34の資質
ストレングスファインダーの中では4領域、34資質に分類されています。
それぞれの領域と資質は下記の通りです。
各領域を簡易的に紹介すると以下になります。
【実行力】
物事を実現させる能力にたける。
アイデアを発展させて実現でき、目標に向かって努力を怠らないため、チームが物事をやり遂げることに貢献。
【影響力】
管理能力があり、主張でき、他者に伝えることができる。
チームがリーチする対象を大きく広げ、目標達成を助けるように他者を仕向けることができるため、チームがアイデアを売り込んで他者を説得することに貢献。
【人間関係構築力】
個人をまとめ、チームを単なるこの集合より優れたものにできる。
グループをまとめて、成功を共有できるように活性化できる。チームを団結させるまとめ役となり、チームがより強化して団結力を高める。
【戦略的思考力】
良い意思決定のための情報を吸収して分析できる。
チームが先を読めるようにし、高いパフォーマンスにつながるような新しいアイデアをもたらし、チームに創造性と刷新をさせる。
34資質の詳細は公式HPよりご確認ください。
簡易診断ではこの34資質の中から各個人のTop5の資質が診断され、完全版では34資質を全て順位付けされ、 Top1~10を『強化する』資質、11位意向を『確認する』資質として位置付けています。
Top10の中でもさらにTop5は特に強化していく資質となります。
わたしのストレングス上位資質Top5
早速、わたしも膨大な質問に答え、Top5の資質が何か診断してみました。
結果は、以下のとおりです。
影響力に分類される『1. 最上志向』
実行力に分類される『2. 目的志向』
戦略的思考力に分類される『3. 着想』『4. 学習欲』『5. 分析思考』
上記のようにTop5となりました。
3~5は戦略的思考力に分類される強みになります。
それぞれどんな資質があるのか簡単に紹介します。今回はTop5のみ分析するものを購入しましたが、さらに課金すると34すべての資質について順位付けされたレポートを取得することが可能です。
最上志向(影響力)
- 自分自身や他の人の才能や強みを見抜く
- 1つの活動に集中できると能力発揮、複数課題を同時に処理することは苦手
- 自分がしていることを認めてくれる人を周囲に集める、短所を強調する人は避ける
- 複雑な手順、アイディア、規則、システム等を仕組み化する
- 才能を生かして生産性を上げる、弱点克服は拒否
- 才能、スキル、知識が全体的な成功と幸福に貢献することを理解し、時間とエネルギーを注ぐ
つまり、持っている才能を生かすことで、成功や効率的に物事を成し遂げたり、才能を認めてくれる人を仲間とする傾向があるようです。
一方で、弱みを克服したり、短所を指摘するような人とは相性が悪いようです。
この資質は非常に納得です。
昔から好きなこと、得意なことには熱中していましたが、嫌いなこと苦手なことからは距離を置いていました。
例えば、数学や理科は得意だったので、課題も実施するし、テストの点数も良かったですが、社会や国語は課題はやらない、テストもそこそこでした。
習い事の水泳は自ら習わせてほしいと頼み今でも続けているけど、やらされていたバイオリンは死ぬほど嫌いで一刻も早く辞めたかったし、練習は全くしていませんでした。
本能的に強みを最大化しようとしていたのだと思います。
目標志向(実行力)
- 人生に起こることをコントロールしようとする、自己決定力があり、他人の口出しにイライラする
- 1位になろうと努力する、主導権を握ることを好む
- 感情的な議論や熱烈な嘆願には流されない、現実的で実務的
- パフォーマンス目標を設定する、望ましい結果を得るために奮闘することを面白いと感じる
- 求められたことはなんでも実行する、最も良い状態で仕事をするために休息を取り、精神的、身体的能力を最大限活用する
つまり、目標が羅針盤となり、優先順位をつけてから行動に移すため、軌道修正が可能。その行動が目標へ近づくために役に立つかどうかを本能的に評価してから行動する。
この資質に関しても思い当たる部分はあります。
口出しされるとイライラするし、主導権を握られる環境は不快に感じます。ある程度、自分自身に裁量がある状況や自由にやらせてもらえる環境では力を発揮します。
これまでは『頑固者』『我が強い』と思っていましたが、目標志向だからと気付きました。
着想(戦略的思考力)
- 人材、プロセス、計画、仕組みなどの調査、査定、検査、評価などを頼まれると、人生に対する満足感が強まる
- 新たな活動、特別なイベントの新しいアイデアを思いつく
- ブレストで最も確信的アイデアを出す
- 革新的なやり方を考案するのにエネルギーを注ぐ、変更が思考を刺激する
- 1人で仕事する時、特定の主題、規則、処理、メカニズム、プログラムを体系的に研究する
つまり、創造力があり、独創性を評価する。ブレストやディスカッションなど自由に考えることを楽しむ。多様な視点から問題を考える。華単位はまらない考えを持つ。
この資質に関しては、強く当てはまると言う感覚はありませんが、一部そういう傾向はあるなと感じる部分があります。
例えば、革新的なやり方の考案は比較的得意だし、好きです。一方で、マンネリ、伝統、これまでのやり方など、前時代的なやり方に対してはイラッとします。
学習欲(戦略的思考力)
- もっと知識を増やしたい、見知らぬ人と共通の話題を見つける
- うまくいった、うまくいかなかった理由を知りたい欲求
- 出来事、判断、条件から特定の出来事がどのようにもたらされたか理知的に判断する
- 特定の結果や出来事が生じた要因を探し求める
- 理解が簡単ではないテーマに惹きつけられる
つまり、常に学び、向上することに全力を注ぐ。新しいテーマや重要なスキルを習得することに興奮する。学習により自信を高める。
分析思考(戦略的思考力)
- 特定の問題に対して感情より論理に頼って結論を出す、1人で考えを巡らす
- 数字に強い、数字を分析して、再構成することができる
- 単独行動を取りたくなる、検証に時間をかけることを好み、情報を系統立てて処理し結論を出す
- 簡単にプロジェクトに着し、順を追った作業手順を確立する
この資質を持つ人は、他の人に『証明しなさい』と強く要求する。他の人がすぐに受け入れることに対し、批判的な態度を取る。理由を求める。客観的で公平な審査を行うことで、原因や影響を見つけ事実に基づいて明確な考えを発展させる。
『他の人がすぐに受け入れることに対し、批判的な態度を取る。』すごく心当たりがあります。
この文面だけ見ると嫌なヤツと感じるかもしれませんが、批判的と言うよりは単純になぜ?とかその要因にある背景を知りたいだけです。
悪気があるわけではなく、正確に知ったり、多面的に捉えたり、複数の事象に対する関係性を見つけるために根拠を求めたり、深く追求しています。
この資質がある人が、なぜなぜ攻撃してきても
寛大な心でみてあげてください。
自分のストレングス(強み)をどうやって生かす?
さて、自分のTop5の資質、つまりストレングス(強み)を知ることができましたか?
資質を知って終わりではもったいないです。
その資質をどうやって生かすか?
それを明確にし、試してみて初めてこの診断が役に立ちます。
Top5資質とこれまでの行動を振り返って、わたしが得意が何か考察してみます。
領域としては戦略的思考力が3つと最多でしたが、上位は最上志向、目標志向であることから、
『戦略的に考え、長所を活かし目標に向かって突き進む』ことが得意だといえます。
“戦略的”かどうかは少し怪しいところはありますが、突き進む力はあると感じています。
一方で、この5つの資質で『人間関係構築力』に該当するものがひとつもありませんでした。
6~10位に入っているかもしれませんが、Top5に比べ秀でているわけではないので、これらの資質に関しては誰かに補ってもらおうと思います。
その代わりその人の長所に気付き、生かしてあげます。
まとめ
こちらの記事では自己分析手法のひとつである『ストレングスファインダー』について紹介しました。
自分のことをよく知ることで、自分の人生をより良いものにすることができるはずです。
得意、強みを生かして、自己肯定感高くやりたいことをやる人生にしましょう。
この記事を読んで、一歩踏み出し挑戦する人が1人でも多くいれば幸いです。
コメント